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14年07月29日
パーソナリティ障害の治療 「弁証法的行動療法」
境界性人格障害や感情の調節がうまくできない方のトレーニング
マシュー・マッケイ等が開発した「弁証的行動療法」は、日本に2011年翻訳され、出版物が刊行されて伝えられました。阪神カウンセリング・ラボでは、2012年から採用して、パーソナリティ障害(境界性人格障害)の方や感情調節の難しい方の心理療法としてプログラムを組んで実施しています。おそらく関西では、阪神カウンセリグ・ラボ以外の相談室では、取り入れているところは数少ないほどの新しい手法です。
この「弁証法的行動療法」は、次の4つのスキルトレーニングで構成されています。①苦悩耐性スキル、②マインドフルネススキル、③感情調節スキル、④人間関係調節スキルです。この4つのスキルを繰り返しトレーニングすることで成り立っています。
マシュー・マッケイらが主張しているのは、1セッション2時間半のグループワークで24セッション、その後再度同じように取り組んで合計48セッションのグループワークとなっていますが、阪神カウンセリング・ラボでは、状況に合わせて、コンパクトにプログラムを組んで、個人カウンセリングで実施しています。
認知行動療法は、思考の改善を図って、その状況のとらえ方を合理的現実的にしようとする方法です。感情の調節が難しい人は、キレたときに、思考の暴走によって、合理的現実的に思考しようとするどころではなくなってしまいます。弁証法的行動療法は、その欠点を克服する大変優れた方法です。
▽阪神カウンセリング・ラボは、お客様のさまざまなニーズに応じる、心の問題の専門相談室です。
▽うつ病や双極性感情障害には、阪神カウンセリング・ラボの認知行動療法が有効です。
▽パーソナリティ障害は、弁証法的行動療法によって有効な臨床成果を上げることができます。
▽境界性パーソナリティ障害(境界性人格障害)でお悩みの方は、当相談室で「弁証法的行動療法」を体験してみてください。
▽パニック発作、摂食障害、強迫神経症、恐怖症は、効果的「折衷法」でカウンセリングを実施します。
▽ストレスは万病の元、その対策のため対処の仕方をお伝えします。
◎阪神カウンセリング・ラボは「心の癒しのコンビニ」をモットーに、だれでも、どこでも、どんなことでもご相談に応じています。主宰者は、臨床心理士を養成する大学院で教授した経歴をもち、豊富な臨床経験を活かしてご相談に応じています。