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14年08月05日
パーソナリティ障害の治療 「弁証法的行動療法」 -苦悩耐性スキル上級編-
パーソナリティ障害(境界性人格障害)に有効なカウンセリング「弁証法的行動療法」の中の苦悩耐性スキルは、基礎編、上級編があります。上級編の中には、非常に興味ある内容が入っています。今回はその一つを紹介します。
それは、「自分の中にある大いなる力」です。これは、例えばスピリチャルな人は、神というかも知れないし、そうでない人は宇宙の初めということに目を向けていくかも知れません。尊敬する人でも、周囲にある自然でもよいのです。
苦悩に満ちた時、深刻な状況に置かれて一人で解決しなければならないような時、この力を感じるなら、対応の時の勇気が異なってきます。様々な困難な状況に飲み込まれていると、自分の中にある大いなる力という実感がなくなってしまう方が自然でしょう。しかし、私たち人間はいったいどこから来たのかを考えると、案外答えは簡単です。その始まりを、スピリチャルな人は「神」と言いますし、科学的に言えば、「エネルギー」なのです。神の一撃、あるいはビッグバンの時、人間という姿形は一切ないところから始まっているのですから、私たちの始まりは、ほとんど何もない、形のない神やエネルギーだったのです。それを実感することが苦悩を乗り越えていく力になるというのです。
■神戸・明石、大阪・梅田にある、臨床心理士による心理カウンセリングの相談室です。
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■カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。