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14年08月13日
パーソナリティ障害の治療
感情調節のための「弁証法的行動療法」 -感情調節スキルとは?-
「弁証法的行動療法」の中の重要なスキルが、感情調節スキルです。感情とは、何か起きていることを知らせてくれる身体の中の信号です。起きていることに対する最初の反応は、一次感情と呼ばれています。起きていることについて考える必要性を伴わずに生じる強い気持ちのことです。この一次感情を経験すると、二次感情を経験する可能性があります。
例えば、誰かに腹立たしいことをされて生じる怒りは一次感情で、怒ったことを後悔するような感情を二次感情と言います。二次感情は、最初に怒った感情よりずっと多くの苦痛を引出し、限りない連鎖反応を引き起こす可能性があります。感情調節スキルとは、一次感情が何であるかを見極め、二次感情の連鎖に圧倒される前に、その感情に対処できるようになるためのスキルです。
このように、感情調節スキルは、弁証法的行動療法において、苦痛な一次感情と二次感情に対してより健康的に対処することを手助けするための重要なスキルとして位置づけられています。
「弁証法的行動療法」は、パーソナリティ障害(境界性人格障害)の他、うつ病改善、双極性障害、摂食障害、パニック障害、強迫性障害など多くの心の問題に適応できる心理療法です。
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◎阪神カウンセリング・ラボは「心の癒しのコンビニ」をモットーに、だれでも、どこでも、どんなことでもご相談に応じています。主宰者は、臨床心理士を養成する大学院で教授した経歴をもち、豊富な臨床経験を活かしてご相談に応じています。