HOME >> 最新更新情報(一覧)
14年08月18日
タイプA行動の人のもつ危険性!
境界性人格障害や自己愛性人格障害や反社会性人格障害などのパーソナリティ障害の方のほとんど、及び怒りやすく興奮しやすい感情調節の難しい方のほとんどが、タイプA行動に該当します。フリードマンは、このタイプA行動の人の心臓疾患にかかる確率が、タイプB行動の人に比べて2倍であることを報告しましたが、最近になってこれには異論が出てきています。
タイプA行動の性格的傾向として挙げられた野心的、競争心が高い、せっかちなどの性格的傾向は問題ではなく、敵対性だけが関係しているという報告です。敵対性とは、皮肉、怒り、攻撃を指します。ある研究では、MMPIのテストの結果、このテスト結果から、敵対性の高い人の上位4分の1と、敵対性の低い下位4分の1の人の死亡状況を調査したら、敵対性の高い人の20%が50歳までに死亡しており、敵対性の低い人の場合は、4%であったと報告しています。敵対性が高いと、100人中20人が50歳までに死亡するという結果ですから、非常に高い率です。実際に、カウンセリングを受けている方の何らかの病気で亡くなるケースの場合、敵対性が絡んでいるのは偶然ではないかもしれません。
この他、敵対性の高いタイプA行動の場合は、社会的にも影響があります。阪神カウンセリング・ラボでは、こうした敵対性の高いパーソナリティ障害のカウンセリングを、弁証法的行動療法や認知行動療法で行っています。
◎うつ病改善、双極性障害、神経症のカウンセリングは、阪神カウンセリング・ラボで!
◎阪神カウンセリング・ラボは、元大学教授と臨床心理士の心の問題の専門相談室です。
◎相談者に合った心理療法を、相談内容に応じてプログラムしていきます。
◎どんなことでもご相談下さい。心に関係したことであればほぼすべてのことに対応できます。
◎大阪・梅田、兵庫・明石に相談室を持っています。梅田相談室は、阪急梅田駅(茶屋町口)から徒歩5分です。明石相談室は、JR明石駅徒歩3分です。
◎大阪、兵庫、奈良、京都、和歌山、滋賀、関西一円から相談者が来られています。
◎日曜・土曜も相談実施しています。平日は、夜8時までのご予約を受けています。働く人のための心理相談室です。