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14年09月09日
~うつ病の心理療法 認知行動療法は有効だが
その問題点を乗り越えよう!
うつ病の改善には、認知療法、又は認知行動療法が有効だということは広く知られています。うつ病改善のために認知療法を創始したベックは、うつ病とは、思考障害だということに気づいて、うつ病の治療を始めたのが最初です。この思考をどのように現実的・合理的に変化させていくかに、認知療法は手を尽くしてきました。この取り組みは多くのうつ病患者に有効なものであって、世界中のうつ病の方がこの治療方法の貢献に恩恵を受けてきました。
その後、エリスらのうつ病になる思考の背景にある、イラショナルビリーフ(不合理な信念)を、とことん改善することによって、うつ病の背景の思考の非合理性を修正していき、「なるほどわかった」という「洞察」段階に至るというように、認知行動療法が実施され、目覚ましい発展を遂げてきました。
しかし、認知行動療法といっても完璧なものではなく、問題点も多く含んでいます。阪神カウンセリング・ラボでは、認知行動療法の問題点を克服すべく、最先端の認知行動療法を実施しています。
大阪梅田、兵庫明石に心理相談室を持つ、阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理学を専門とした元大学教授、経験豊富な臨床心理士が対応する、心の相談専門機関です。うつ病や双極性障害や神経症や摂食障害など心の問題をはじめ、パーソナリティ障害、精神病など、また、人間関係や教育、性格診断など、幅広くどんなことでも相談にのっています。性犯罪や窃盗などの被害者や加害者の心のケアも心理相談の対象です。また、臨床心理学に関心を持つ専門家の育成も視野において、心理学に関する学習やセミナー、ワークショップも実施します。アサーショントレーニング、心理学グループワークなども毎月実施しています。