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15年01月04日
苦痛時の対処法「苦悩耐性スキル」 うつ病のカウンセリング
「あるがままをうけとめる」スキルは、弁証法的行動療法の中では、「徹底的受容」として位置づけられています。弁証法的行動療法では、自分を傷つける対処法をしない新しい対処法の一つに耐性スキルを提案しています。苦悩耐性スキルは、新たに習得するスキルですが、その前に「徹底的受容」することを提案しています。そうすると、落ち着いた瞬間が生まれ、新たな対処スキルを適用しやすくなるというのです。
苦痛時は、副交感神経が抑制されているので、適切な対応がしにくくなっています。徹底的受容とはそうした状態を良好にする働きもあります。しかし、徹底的受容がなかなかできないスキルなので、その場合には、苦悩耐性スキルを使うことによって、冷静な瞬間を生み出そうとするものです。
弁証法的行動療法では、苦悩耐性スキルを、基礎編と上級編に分けています。基礎編は、注意をそらす、リラックスして落ち着かせる、そして対処する方法を使って、簡単にでき効果的な方法を練習します。上級編は、「安全な場所の視覚化」「キューワードを使ったリラクゼーション」「価値へのコミット」「自分の中にある大いなる力」等々、複数の上級スキルを練習して、苦痛時に耐える得意な方法を見つけて身につけるように組まれています。
★うつ病や双極性障害を改善する臨床例を非常に多く持っている安心と信頼ある相談室です。
☆阪神カウンセリング・ラボは、大阪梅田、兵庫明石にある心理カウンセリング専門の相談室です。
☆カウンセリングは、臨床心理士と元大学教授の経験豊富な心理療法で対応致します。
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