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15年01月26日
認知行動療法とマインドフルネススキル
大阪、梅田、兵庫、明石の心理カウンセリング相談室の阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理士の担当する心理療法専門相談室です。精神的な問題の解決は、心理カウンセリングが役に立ちます。
今日のテーマは、「認知行動療法とマインドフルネススキル」です。
うつ病や心の病気など、不安感や苦痛が著しい時に、どう対処するかに関して、これまでの認知行動療法では非常に難しい局面がありました。認知行動療法というのは、基本的に、その状況を合理的、現実的に対処できれば、うつ病や心の病気の状態が安定するというものです。しかし極度な苦痛時に、冷静な対処することが難しいことがあります。その時に、あれこれ考えずに、その苦痛を乗り越える方法が、徹底的受容とか苦悩耐性スキルとかマインドフルネススキルです。これらは苦痛時だけでなく、普段の生活でも、安定した時間を持続させる効果があります。またマインドフルネススキルは、これからの人生を充実して生きていくための極めて重要な心構えを醸成するものです。これらのスキルを使用しながら、合理的、現実的な状況処理をしていこうというのが認知行動療法です。考えるなら、健康になるような思考方法を持つようにしようというわけです。
こうした記述を見ると、思考の改善はそれほど難しくないと思うかもしれませんが、実際に思考改善の認知行動療法を経験すると、実に大変なものだということがわかります。セラピストのいない自己学習で認知行動療法をブックワークで実施しても、たいてい諦めてしまいます。なぜかというと、合理的、現実的な思考そのものがよくわからないことが多く、実際に自分の考えを記述してみても、それらの思考の評価は、実際どうなのかもわからなく、認知行動療法の良さを理解できないまま諦めてしまいます。人によっては認知行動療法そのものを否定的にとらえてしまうこともあります。
★うつ病や双極性障害を改善する臨床例を非常に多く持っている安心と信頼ある相談室です。
☆阪神カウンセリング・ラボは、大阪梅田、兵庫明石にある心理カウンセリング専門の相談室です。
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