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15年01月30日
認知療法を創始したベック
うつ病改善やパニック障害の人のために心理カウンセリングを実施している、大阪・梅田、兵庫・明石にある、阪神カウンセリング・ラボでは、心の問題に関わるあらゆる相談を受けつけています。
今日のテーマは、「認知療法を創始したベック」です。
うつ病の心理療法として世界で認知されている「認知行動療法」を創始したのは、アメリカのベックです。彼は、うつ病の患者さんの診察をした際に、患者さんの考え方が健康な人と異なると思い、それを調査しました。その結果、うつ病の人の状況のとらえ方の不適切な思考傾向に気づきました。うつ病と診断された人の思考の特徴を整理すると、以下のようなものでした。
まず思考内容として、「自尊心の欠如」「過度の責任感」「逃避・不安」です。思考パターンとして、「独断的思考」「選択的抽出」「誇張・矮小」「不正確なラベリング」「過度の一般化」「二分割思考」などです。これらの思考内容や思考パターンを基にして、ある状況下で、すっと浮かんでくるイメージや思考を「自動思考」と呼びます。この「自動思考」が、上述のように不合理で非現実的なために、そこで起こす様々な不具合が結果として心の病気につながると考えたのです。したがって、うつ病とはこのような結果生まれる思考障害として、この思考を合理的、現実的にすれば、うつ病は治るとしたのが認知療法であり、発展的に認知行動療法となったのです。
◎大阪、神戸の阪神カウンセリング・ラボで、うつ病改善や双極性感情障害改善のカウンセリングを!
◎大阪・梅田、兵庫・明石の相談室には、近畿各地から相談者が来られています。
◎心理カウンセリングの他、アサーション・トレーニング、心理学セミナー、バウムテスト講習会、グループワーク、臨床心理士のスーパーバイザーなどを実施しています。
◎認知行動療法、精神分析療法、来談者中心療法、行動療法、弁証法的行動療法、家族療法、リラクゼーション法など、適切なカウンセリングで対応します。
◎臨床心理士を養成した元大学教授の主宰する臨床心理士の心理療法相談室です。
◎「心の癒しのコンビニ」を合言葉に、いつでも、どこでも、どんなことでも対応する心理相談室を目指しています。
◎カウンセリングは、平日夜8時まで予約を受け付けています。日曜、土曜も相談実施しています。