HOME >> 最新更新情報(一覧)
15年02月02日
認知行動療法とうつ病のカウンセリング
認知療法では、合理的・現実的な思考のあり方を身につけるトレーニングをします。それによって、実際の人間関係や環境の安全な対処法が可能となるわけですが、実際には、その人の持つ思考傾向は、それまでの成育歴の中で培われてきていますから、その改善は非常に難しいものだと言えます。しかし、この考え方の修正ができると、それまでうつ病やその他の心の病気で苦しんできた人が、それまでの状況が嘘のように改善していったという実感を述べられる方が多いです。
この思考の改善が難しく、時間がかかるのは、思考のもとになっているスキーマ=心の法律というものがあるからです。このスキーマを、不合理な信念と位置付けて、ここから生まれる自動思考を徹底的にその人の持つ論理で論破していこうとしたのが、アルバート・エリスの論理療法です。エリスは、この不合理な信念をいくつか明らかにしました。「人は誰からも愛され受容されねばならぬ」「何事も完璧にこなして失敗してはならない」「何か不都合なことが起こるととんでもないことになる」などなど。多くの不合理な信念を改善していかないと、うつ病やその他の心の病気はよくならないと考えました。
大阪・梅田、兵庫・明石にある阪神カウンセリング・ラボでは、うつ病やその他の心の病気を乗り越えた多くの方の臨床例をもとにして、学術的な理論やスキルを導入しながら、カウンセリングを実施しています。
☆阪神カウンセリング・ラボは、大阪梅田、兵庫明石にある心理カウンセリング専門の相談室です。
☆カウンセリングは、臨床心理士と元大学教授が担当し、経験豊富な心理療法で対応致します。
☆カウンセリング対象は、成人、思春期の方、学生、子ども、お年寄りまで、幅広い臨床を持っています。
☆カウンセリング方法は、相談者の状況に合わせ、学術的に認知された適切な手法をとり対応致します。
☆ご相談内容は、心の問題のあらゆることに応じています。個人面談の他、スカイプや電話相談も可。
☆出張カウンセリングもしています。引きこもり、特別な理由などで相談室に来ることができない場合、ご相談下さい。
★土曜日、日曜日もご相談可能です。平日は夜8時までのご予約を受け付けています。