エリスの論理療法　うつ病の認知行動療法

　阪神カウンセリング・ラボでは、心の状態を安定させるリラクゼーションとして、エンドルフィンやセレトニンなどの脳内の神経伝達ホルモンが出るように、呼吸法、意識集中法、動作法などを伝達して、うつ病やその他の心の問題の解決に役立てています。

　今日のテーマは、「エリスの論理療法」です。

　エリスのABC理論を実際の例で説明しましょう。例えば、上司に叱られた人のことを例に挙げてみましょう。

　普通、上司に叱られた（A）を、上司に叱られたから、悲しい（C）と考えがちですが、エリスはそれはないといいます。上司に叱られた(A)を「この上司に叱られたので情けない」（B）と考えたから、「悲しい」(C)というのです。ですから、人の感情（C）は（A）から（C）ではなく、(A)から（B）から（C）なのだと主張しました。

　実際、もし人の感情の原因が相手にあるとしたら、その相手と同じ場所にいた人々の感情は全く同じという理屈になってしまいます。実際にはそんなことはありえませんから、エリスの言う通り、感情（C）の背景には、その人の思考（B）があるということができます。

　この時に、人の思考が合理的であるかどうかが重要になってきます。合理的であれば現実的な問題はそれほど発生することはなく、不合理であると、問題発生が大きくなります。

■神戸・明石、大阪・梅田にある、臨床心理士による心理カウンセリングの相談室です。

□うつ病や双極性障害に、多くの臨床を持っているうつ病改善のためのカウンセリングオフィスです。

□阪神カウンセリング・ラボは、心の問題なら、どんなことでも受け付け、対応致します。

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■カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。