不合理な思考とは

　うつ病や双極性感情障害の心理療法を実施している、阪神カウンセリング・ラボは、症状に合わせた心理カウンセリングプログラムを用意して、心理療法を行っています。

　今日のテーマは、「不合理な信念」です。

　エリスらは、この不合理な思考を、イラショナルビリーフとよんで、これをとことん人の持つ理性で論破することによって、うつ病を克服することができると考えました。こエリスらは、うつ病の人の持つ特有の不合理な信念を以下のように示しました。

・「人は誰からも愛され、受容されねばならぬ」

・「何事も完璧にこなして、失敗してはならない」

・「自分にとって都合の悪いことが起こるといかんともしがたい」

・「何事も自己の責任を自覚し成し遂げねばならない」

・「目上の人や上司には逆らってはならない」

・「社会は公正で正義が勝たねばならない」　　等

　こうした不合理な信念は、人が生きていく上で、大変不都合な状況をつくりだします。しかし、その人にとっては幼いころからごく当たり前の思考や行動として捉えていますから、心の病気につながる思考傾向だということに気づかずに思い続けます。

　うつ病や心の病気の背後にある「思考の悪循環」は、不合理な信念に基づくものであるために、適応することを困難にし、うつ病を引き起こす重要な原因となっているのです。

◎阪神カウンセリング・ラボは「心の癒しのコンビニ」をモットーに、だれでも、どこでも、どんなことでもご相談に応じています。主宰者は、臨床心理士を養成する大学院で教授した経歴をもち、豊富な臨床経験を活かしてご相談に応じています。

◎うつ病改善、双極性障害のカウンセリングは、阪神カウンセリング・ラボで！

◎阪神カウンセリング・ラボは、元大学教授と臨床心理士の心の問題の専門相談室です。

◎相談者に合った心理療法を、相談内容に応じてプログラムしていきます。

◎どんなことでもご相談下さい。心に関係したことであればほぼすべてのことに対応できます。

◎大阪・梅田、兵庫・明石に相談室を持っています。梅田相談室は、阪急梅田駅（茶屋町口）から徒歩５分です。明石相談室は、ＪＲ明石駅徒歩3分です。

◎大阪、兵庫、奈良、京都、和歌山、滋賀、関西一円から相談者が来られています。

◎日曜・土曜も相談実施しています。平日は、夜８時までのご予約を受けています。働く人のための心理相談室です。