HOME >> 最新更新情報(一覧)
15年02月12日
「徹底的受容とは?」 うつ病のカウンセリング
阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理士の担当する相談室です。精神的な問題の解決は、心理カウンセリングが役に立ちます。
今日のテーマは、うつ病のカウンセリングとして有効な認知行動療法の中に組み込まれている「徹底的受容」です。
苦悩耐性スキルの最初に行う「徹底的受容」とは、その状況に価値判断や批判をしないであるがままを受け止める心構えです。忘れてはならないことは、価値判断とは良いとか悪いという思考です。思考を組み込まないということは否定的な思考だけと思いがちですが、良いと思われるような思考もしないということです。この徹底的受容を、マシュー・マッケイは「平安な祈り」のようなものだと言っています。「平安な祈り」とは、変えられないものを受け止める勇気、変えられるものを変える勇気、それらを見分ける知恵を与えてください、というものだと言っています。これは、ほぼマインドフルネススキルで得られる心境です。弁証法的行動療法では、徹底的受容を、自分の矛盾を受け止める作業としてまず獲得するスキルとしています。そこから何を変えればよいかが明確になり、だから変えられるとみるのです。その変える自分をさらに勇気づけ対処できるようになるために、マインドフルネススキルがあると考えています。
〇大阪、神戸の阪神カウンセリング・ラボで、うつ病改善や双極性感情障害改善のカウンセリングを!
○「心の癒しのコンビニ」阪神カウンセリング・ラボは、いつでも、だれでも、どんなことでもご相談に応じます。平日は夜8時、日曜、土曜の予約を受け付けています。
○カウンセリングの方法は、御相談者の状況に合わせて適切な対応方法で応じます。
○うつ病や双極性感情障害の認知行動療法では、多くの方々に、成果の喜びの声を頂いています。
○パニック発作は、その時の苦悩に対処する当相談室プログラムで、克服できます。
○パーソナリティ障害で感情調節が難しい方には、「弁証法的行動療法」で効果を収めています。
○万引きや性依存は、心の病気に繋がっています。有効なカウンセリング方法で早めに対処しましょう。
○大阪・梅田、阪急茶屋町口から徒歩5分の便利な場所にあります。明石はJR明石駅から徒歩3分です。
●小さなお子様がいらっしゃる場合は、ご相談中スタッフがお子様の面倒を見ます。ご予約の時、その旨お伝えください。