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15年02月18日
不合理な信念の状態
うつ病や双極性感情障害の心理療法を実施している、阪神カウンセリング・ラボは、症状に合わせた心理カウンセリングプログラムを用意して、心理療法を行っています。
今日のテーマは、「不合理な信念」です。
不合理な信念は、成長過程で長い体験を基にして作られていきます。そのために、本人にはその思考がごく当り前になっています。例えば、「仕事は完璧にこなして失敗してはならない」という不合理な信念があると、その人は仕事も勉強もがんばりますが、それが不合理な信念から生まれているとは思わずに誰でもそうしていると理解しています。人の頑張りは自分と同じように当然しなければならない頑張りだと考えているのです。しかし、ほとんどの人は、できる範囲で適度に頑張っているだけです。だから、努力しない人の様子を見ると信じられないのです。
この不合理な信念の在り方は3つの思考としてまとめることができます。
一つは、自分に関してです。「自分が批判されると自分に価値がない」といったことに関する思考です。二つ目は、相手に関してです。「相手は私を大切に扱わねばならない」という思考です。三つ目は、状況に関するものです。「私の環境は良い状態でなければならない」という思考です。
自分と相手と環境に関したこのような不合理な信念が、現実とのギャップや障害を生んで、うつ病や心の病気を生んでしまいます。
■神戸・明石、大阪・梅田にある、臨床心理士による心理カウンセリングの相談室です。
□うつ病や双極性障害に、多くの臨床を持っているうつ病改善のためのカウンセリングオフィスです。
□阪神カウンセリング・ラボは、心の問題なら、どんなことでも受け付け、対応致します。
□個人面談は、心の不安や悩み、人間関係などの問題を解決し、安心できる対応を致します。
□家族でカウンセリング受けることが可能。親子、御夫婦、恋人など、複数の来談者の対応も致します。
□自分のことを率直に表現する理論とスキルを学ぶアサーション・トレーニングを実施しています。
□自己理解をし、人間関係を良好に維持できるグループワークを定期的に実施しています。
■カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。