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15年03月01日

SRM(ソーシャル・リズム・メトリック)双極性障害のための行動的スキル

SRM(SRT) -ソーシャル・リズム・メトリック

 

 大阪梅田、兵庫明石にある、阪神カウンセリング・ラボは、感情障害やパーソナリティ障害や人間関係や夫婦関係など、心の問題に関することは何でも相談に乗っています。

 

 今日のテーマは、感情障害のスキルとして有効な「SRM(ソーシャルリズムメトリック)」についてです。

 

 これはもともと、双極性感情障害の人のために開発された、週間の生活リズムを調整するための行動的スキルです。これは、人が適応的に生きていくために、人の内部で調整されている、体内の神経伝達ホルモンの調整を図ることが意図されています。

 人間の行動は、単なる意志の問題ではなく、朝起きて寝るまで一定の決められた行動パターンの中に、それに見合ったホルモン活動がリズムよく動いているのです。この人の内部にある安定的なリズムが、何らかの異変によって狂ってしまうことがあります。それが心の病気を起こす原因になるので、毎日の生活リズムを作ることが重要となるのです。

 特に双極性感情障害の方のそうとうつ状態の揺れを少なくするためには、このSRMのリズム表を使うことが、大変効果的だと言われています。ソーシャルリズムメトリックの長所は、それによって自分の人間関係の様子がわかることです。その中で評価する一つに人間関係の4段階が設定されています。評点0は「誰もいない状況」、評点1は「誰かいいるがいるだけの状況」、評点2は、「積極的な関わりの状況」、評点3は「刺激的な関わりの状況」、これを一週間記録していきます。0や1が多く占められる状況ではうつ病になり、2や3、特に3が多くなる状況では躁病になりやすいので、それをチェックするために役立つように工夫されています。これは、毎日の習慣的な生活を見直し、体内時計を調整しながら心の安定を図るために効果的な方法だといえ、双極性感情障害だけでなく、うつ病などの感情障害全般にわたって応用できるものです。

 

 

 

 

★うつ病の最新の心理療法は、マインドフルネススキルを導入した認知行動療法です。

★阪神カウンセリング・ラボでは、従来の認知行動療法の弱点を改良した最新の方法でうつ病改善の臨床カウンセリングを行っています。

★マインドフルネスは、あるがままを受け止める精神的に安定させるための大切なスキルです。

★弁証法的行動療法は、パーソナリティ障害だけでなく、うつ病にも有効な手法です。

★大阪・梅田、兵庫・明石の阪神カウンセリング・ラボは、学術的に認められている理論を基にカウンセリングを実施しています。

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