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15年03月07日

うつ病と疲労

疲労の種類

 

 うつ病や気分循環性障害の心理カウンセリングは、認知療法や対人関係療法や弁証法的行動療法などが有効です。阪神カウンセリング・ラボでは、その人の状態に合わせて心理療法を実施しています。

 

 今日のテーマは「疲労の種類」です。

 

 抑うつ状態に陥ると、苦痛を必要以上に強く感じてしまいます。そうすると、それまでの認知行動療法でトレーニングしてきた適切な対処法が機能しないで、うつ病になるようなこれまでの自分を傷つける対処法を使用し始めます。「この苦痛は一体どこから来るのか」「なぜこんなに疲れているのか」「なぜこんなにやる気が起きないのか」 このように、考えても仕方がないことを考えて、疲労を増幅させていきます。

 その他に人が疲れを感じるのは、「身体的な疲労」があります。仕事のやりすぎや体の酷使や睡眠不足などです。これらは、体を休息させるだけで、回復は容易です。もう一つの疲労は、「自然のリズムの不調による疲労」です。季節の変わり目とか海外旅行など、自己内にセットされた体内時計が、それまでのリズムに合わなくなってくると起こります。これも時間をかければ必ずリズムの調整が整います。

 精神状態の悪化はこれらの三つの疲労を重ねて起こしていますが、それでも最も大きな疲労をつくるのは、思考による疲労です。そして、これらの疲労を思考によって、考えなくてもよいこと繰り返して、疲労をさらに強化してしまうのです。

 

 

 

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☆講師は、元大学教授です。精神科の病院経営・心理療法室長、スクールカウンセラー、病院従事者の教育トレーニング、国立小学校の教官、芸術など様々な分野で実体験を持つ講師です。

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