「適応」について　うつ病のカウンセリング

　カウンセリングを大阪で受けるなら、阪神カウンセリング・ラボに一度お越しください。うつ病やパーソナリティ障害の人のために、認知行動療法や弁証法的行動療法を実施している阪神カウンセリング・ラボは、大阪梅田、兵庫明石に相談室があります。

　今日のテーマは、「適応」です。

　「脳の探検」（講談社）フロイド・Ｅ・ブルームは、適応について次のように述べています。

　　私たちを取り巻く世界は常に変化しており、生き続けようとすれば、新たに変化した条件に適応しなければなりません。私たちの脳は、こういった適応反応において、いわば私たちの代理人として働いています。新しい問題に直面すると、それに似た問題を以前どのように解いたかを思い出したり、防衛したり、退却したりすることによって適応します。時にはもっと簡単に適応したり、その過程をよく考えないで適応したりします。お腹がすけば食べ、喉が乾けば飲み、疲れたら眠ります。

　適応反応によって、行動に永続的な変化が生じた時、その変化は「学習」と呼ばれます。普通適応反応はそれをした者には有利に働きます。新しい状況に適応できなかったものは隅に追いやられてしまいます。私たちが適応に成功し続ける限り、可能な行動の数が増えてきます。特定の状況で必要となる適応反応の多くは、繰り返すことで、ほとんど無意識に起こる反応になります。

　不運なことに、人間は自分にとっての望ましくない適応方法をとることがしばしばあります。例えば、習慣的な過食やたばこより強い薬を使うことはよくみられる「不適応行動」です。

◎うつ病改善、双極性障害、神経症のカウンセリングは、阪神カウンセリング・ラボで！

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