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15年04月16日

「うつ病と脳の働き」うつ病の心理療法

うつ病と脳の働き

 

 大阪梅田、兵庫明石にある、阪神カウンセリング・ラボは、心理学セミナー、カウンセラー養成、講演、感情障害やパーソナリティ障害や人間関係や夫婦関係などのカウンセリング、心の問題に関することは何でも対象としています。

 今日のテーマは、「うつ病と脳の働き」についてです。

 

 脳神経生理学的な研究では、うつ病は、脳内の様々な機能の低下と深い関係があります。そのために仕事や対人関係が難しくなるのです。

 人がストレスを受けると、脳の前頭前野、帯状回、海馬を傷つけます。その影響は気分が落ち込む、やる気がでない、集中力の低下などの精神症状を起こします。またストレスは、扁桃体に影響を与え、視床下部が刺激されると交感神経が活性化され、睡眠や頭痛、胃痛、食欲減退などの身体症状がでます。さらに視床下部の刺激は、副腎皮質ホルモンに影響を与えストレスホルモンを分泌され、ストレスを強化します。それらは再び前頭前野や帯状回や海馬を痛めつけ、症状悪化の悪循環を引き起こすのです。

 うつ病というのはこのように脳の病気レベルとなり、薬物でストレスホルモンの調整が必要になります。しかし、薬物で症状の改善がみられるのは、7割と言われています。残りの3割が薬物の効果が少ないのは、「苦悩の持続」が起こるからです。それは、その人の病気が治るとか仕事や学校に行けるとかという目的ができなくなってしまう、思考、態度、行動によって、苦しめる心理的な反応が続くからです。

 うつ病の心理療法は、苦悩を引き起こす、「思考」「態度」「行動」を見つめ修正し改善するプロセスを受け入れることが必要となります。認知行動療法やマインドフルネススキルトレーニングが役立つのはこれらの理由によります。

 

 

 

 

■神戸・明石、大阪・梅田にある、臨床心理士による心理カウンセリングの相談室です。

□うつ病や双極性障害に、多くの臨床を持っているうつ病改善のためのカウンセリングオフィスです。

□阪神カウンセリング・ラボは、心の問題なら、どんなことでも受け付け、対応致します。

□個人面談は、心の不安や悩み、人間関係などの問題を解決し、安心できる対応を致します。

□家族でカウンセリング受けることが可能。親子、御夫婦、恋人など、複数の来談者の対応も致します。

□自分のことを率直に表現する理論とスキルを学ぶアサーション・トレーニングを実施しています。

□自己理解をし、人間関係を良好に維持できるグループワークを定期的に実施しています。

■カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。