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15年04月22日

「感情=Cを変えようとする動機」うつ病のカウンセリング

「感情=Cを変えようとする動機」

 

 

 大阪梅田、兵庫明石にある、阪神カウンセリング・ラボは、心理学セミナー、カウンセラー養成、講演、感情障害やパーソナリティ障害や人間関係や夫婦関係などのカウンセリング、心の問題に関することは何でも対象としています。

 今日のテーマは、論理療法の「感情=Cを変えようとする動機」についてです。

 

 カウンセリングを実施していると、クライエントが話す情況から起こるネガティブな感情=Cが、不適切で混乱を引き起こすものであっても、それを変えようとする動機を持っていないことがあります。特にうつ状態で苦痛に陥っているような時、怒りの激しい時、罪悪感にさいなまれている時などは、ネガティブな感情に押し流されていきます。そもそもこうした不適切で破壊的な感情を引きづって心の問題を起こしてきたわけですから、一旦苦悩の状況下にあるときは、それを冷静に変えるどころの事態にはないのが当たり前です。

 そんな時でも、時間をかけてこのネガティブで不適切な感情がどのような結果を引き起こすかを考えられるようにしていくことが大切となります。セラピストの援助を借りて、この感情で進んだ場合どのようなことが起こるか、これが建設的な行動となるのか自滅的な行動となるのか、適切な行動をすることを自らやめるのかという問いかけをしていく必要があります。

 論理療法の目標はあくまでも、不適切でネガティブな感情から適切な感情へと入れかえていくことです。カウンセリングでは、粘り強く時間はかかる場合がありますが、体験を通して変化を実感したり、モデルを使って理解したりして、適切な感情と入れかえる効果を実感させていくことになります。

 

 

 

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◇阪神カウンセリング・ラボは、大阪・梅田、神戸・明石にある臨床心理士の心理相談室です。

◇阪神カウンセリング・ラボは、心の悩み、不安、抑うつなどを改善する心理療法の専門相談室です。

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