HOME >> 最新更新情報(一覧)
15年04月27日
認知療法や論理療法の行動技法の意味
大阪・梅田、神戸・明石の阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理士の担当する相談室です。精神的な問題の解決は、心理カウンセリングが役に立ちます。
今日のテーマは「認知療法や論理療法の行動技法の意味」です。
この内容の後半は、http://www.wakaru-ha-kawaru.com/ をご覧ください。
ベックなどの認知行動療法とエリスの論理療法は、大きな意味で認知療法の中に組み入れられますが、この両者には、いくつかの相違があります。それらに関しては後日記載するとして、共通していることは、行動的技法を駆使し活用していくことです。
行動的技法は、その場しのぎの方法と、永続的に人の体内を調整する方法があります。不安うつ状態などの心の不安定な状態は、ストレスの影響によって、脳内のホルモンのバランスが大きく崩れていますから、心身共に変調を起こします。それに直接機能する方法として、行動的技法が有効に作用するのです。しかし、認知療法や論理療法が元々目指している主たるトレーニングは、認知のあり方の改善です。状況に対する調整の不具合によって精神的な不安定を起こし、心の病気につながると考えるわけですから、それらのストレスに対処する行動的技法は、それ以上の効用を果たすわけではありません。一時的に安定するとはいえ、永続的に行動技法が生きるわけではないのです。
◎臨床心理士は、大学院を卒業して初めてとれる資格で、学術的な心理療法を実施します。
◎大阪の心理相談室、阪神カウンリング・ラボは、臨床心理士による、相談室です。
◎心理相談室の主宰は臨床心理士を養成する大学院で教鞭をとった元大学教授です。
◎毎年1000件を超える相談を受け、信頼と効果を上げています。安心してお越しください。
◎電話相談やスカイプ相談を実施しています。沖縄から北海道まで全国の相談を受けています。