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15年05月02日
注意欠如・多動性障害(ADHD)
阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理士の担当する相談室です。精神的な問題の解決は、心理カウンセリングが役に立ちます。今日のテーマは「注意欠如・多動性障害(ADHD)」です。
近年、注意欠陥・多動性障害のような発達障害で相談される方が多くなりました。発達障害であることを、成長過程の中で見逃されると、本人は極めて苦しい立場に置かれてしまいます。これまでの過去にはその理解がなく、正しい診断が行われていたとは言えない時代があります。こうした精神疾患の診断をする際のエッセンスとして書かれた所が大変役立ちますので、精神疾患の診断に関して誤らないように順次紹介いたします。
診断典型例
ADHDの子ども(特に男児)の中には、多動と衝動性しか見られないものもいる。一方、(特に女児に)不注意しか見られないものもいる。ほとんど両方の組み合わせで、成長するにつれて過活動は徐々に問題にならなくなることが多い。約3分の2は大人になっても症状が持続するが、大抵はその程度が弱まっている。症状は生まれつき存在していなくてはならない。また、少なくとも二つ以上の状況で(例:家庭、学校、病院)症状が認められる必要があり、特定の状況に対する反応であってはならない。
引用「DSM-5 精神疾患診断のエッセンス」大野裕他 金剛出版 2014年
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