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15年05月06日
うつ病と認知行動療法 1
「認知行動療法には最低1回につき50分程度の時間が必要です」
阪神カウンセリング・ラボでは、心の状態を安定させるリラクゼーションとして、エンドルフィンやセロトニンなどの脳内の神経伝達ホルモンが出るように、呼吸法、意識集中法、動作法などを伝達して、うつ病やその他の心の問題の解決に役立てています。
今日のテーマは、「認知行動療法には最低1回につき50分程度の時間が必要です」です。
うつ病に隣接する心の病気には、様々な名前で呼ばれているものがあります。うつ状態、抑うつ状態、感情障害、適応障害、気分転換障害(気分循環性障害)、時にはうつ病圏の病気でありながら、自律神経失調症などと診断されている場合があります。
医療機関では、これらの心の病気に関して、治療法として、主として薬物療法がおこなわれます。医療機関によって、医師が心理療法を行う場合がありますが、現在の診療報酬の規則から考慮して、2回目以降の長時間の心理療法は、現実的に期待できない状況にあります。
認知行動療法は、そのほとんどが既定のプログラムによって行われますから、最低50分程度の1回のセッションを、週1回ペースで行われる必要があります。阪神カウンセリング・ラボでは、基本は週1回ですが、料金の関係があって、できる範囲で実施しようということで、隔週程度の期間で実施しているケースが多いです。
ところが、うつ病を克服・改善しようと思って、認知行動療法を受けるために、医療機関や心理療法相談室を訪れても、そのためのプログラムを持っていないところもあります。認知行動療法を受けていたといわれる方にも、ただ話を聴いてもらっただけで、ほとんどトレーニングらしきものが実施されていない話をされる方もいます。
うつ病と認知行動療法 2「うつ病改善のための認知行動療法の歴史」は以下のサイトをご覧ください。
http://www.wakaru-ha-kawaru.com/
◎臨床心理士は、大学院を卒業して初めてとれる資格です。
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