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15年05月11日
感情調節のカウンセリング 「タイプA行動」
大阪・梅田、神戸・明石の阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理士の担当する相談室です。精神的な問題の解決は、心理カウンセリングが役に立ちます。
今日のテーマは「感情調節のカウンセリング タイプA行動」です。
パーソナリティ障害でイライラしたり怒りやすかったりする人がいますが、それ以外の性格的傾向で感情の調節が難しい人がいます。フリードマンは、その傾向を「タイプA行動」と名づけました。
「タイプA行動」とは、常に野心的で競争を好むこと、行動は機敏でいわゆるせっかちであるが、いつも多くの仕事に巻き込まれ時間に追われて切迫していること、野心的で敵意が強いこと、人に認められたいという気持ちが強く、物事に過度に熱中することなどが挙げられています。これらと反対の行動をする傾向の人を「タイプB行動」といいますが、「タイプA行動」の人は「タイプB行動」の人と比較すると、かなりの高い確率で血管性の病気にかかりやすいことが明らかにされました。例えば虚血性心疾患を起こした罹患率は、「タイプA行動」の人は2倍も相対的に危険率を持っていました。
フリードマンは、タイプA行動の人が患りやすい心筋梗塞予防のために、「タイプA行動」を修正するプログラムを作って治療を行いました。このように、せっかちで野心がありいつもせわしなく、すぐイラついたりして、気分が不安定な人を、「タイプA行動」パターンと呼んで、古くから注目されてきました。
「感情調節のカウンセリング 敵対性」に関しては、以下のサイトをご覧ください。
http://www.wakaru-ha-kawaru.com/
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