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15年05月15日
怒りのコントロール 3 「敵対性のテスト」
「怒りのコントロール 1 タイプA行動と心臓疾患」は、前ブログ、
「怒りのコントロール 2 敵対性と心臓疾患」は、http://www.wakaru-ha-kawaru.com/ をご覧ください。
うつ病や双極性感情障害の心理療法を実施している、大阪・梅田、兵庫・明石の阪神カウンセリング・ラボは、症状に合わせた心理カウンセリングプログラムを用意して、心理療法を行っています。
今日のテーマは、「敵対性テスト」です。
敵対性に関する標準化されたテストは確立されているとは言えません。しかし、レッドフォードは、MMPIテストという信頼性の高い心理テストの中のHoスコアを基にして、敵対性の三つの特性を導き出す質問票を作りました。
敵対性の三つの特性とは、敵対的態度、敵対的情動、敵対的行動です。敵対的情動とは、「皮肉」です。皮肉とは一般に他人の意図を疑う態度のことを言います。そうすると常に他人の不品行を疑うようになります。敵対的情動とは、「怒り」です。怒りとは、皮肉の態度をもつ人間の、他人が間違った行動をとるのではないかという疑いから生じることの多い情動です。敵対的行動とは、「攻撃性」です。攻撃性とは、敵対心を持ちやすい人間が、怒り、苛立ちなどの不快な感情によって駆り立てられる行動を指します。
これらを46項目バラバラに並べた質問を作成して、二択をした結果を総計して、そのレベルを測定するものです。テスト結果は、各テストの得点が7点以上は、そのレベルが高いものとして、それらの総計が11点以上だと敵対性が高く、健康問題に発展する可能性があるとしています。このテストに関しては、阪神カウセリング・ラボでテストすることが可能となっています。感情調整や、パーソナリティ障害のカウンセリングの際に、この敵対性をテストして、その影響を学習するようにしています。敵対性のレベルを知りたい方は是非テストを受けてください。
◎日曜・土曜も相談実施しています。平日は、夜8時までのご予約を受けています。働く人のための心理相談室です。
■神戸・明石、大阪・梅田にある、臨床心理士による心理カウンセリングの相談室です。
□うつ病や双極性障害に、多くの臨床を持っているうつ病改善のためのカウンセリングオフィスです。
□阪神カウンセリング・ラボは、心の問題なら、どんなことでも受け付け、対応致します。
□個人面談は、心の不安や悩み、人間関係などの問題を解決し、安心できる対応を致します。
□家族でカウンセリング受けることが可能。親子、御夫婦、恋人など、複数の来談者の対応も致します。