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15年06月02日
パーソナリティ障害のカウンセリング 「非生産的な思考の論駁」
うつ病の最新の療法は、認知行動療法にマインドフルネススキルを採用したものです。阪神カウンセリング・ラボでは、最新の認知行動療法を実施してうつ病の克服に効果を出しています。
今日のテーマは「パーソナリティ障害のカウンセリング 非生産的な思考の論駁」です。
パーソナリティ障害には、境界性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害など、多くの領域で障害が分類されています。これらの障害では、そのほとんどが感情の調節に問題を抱えています。感情の調節には、認知行動療法や論理療法が採用されて効果を上げています。最近では、激怒した時にどうしたら良いかをトレーニングするマインドフルネススキルが注目されています。阪神カウンセリング・ラボでは、その方の状態に合わせて、認知行動療法、論理療法、マインドフルネススキルトレーニング、弁証法的行動療法などを適応しています。
今日のテーマは、特に論理療法の中で行われる、自滅的な思考の論駁(論破)です。この際に大切なことは、相談者自らが、自分の言葉(思考)によって、人間関係の生産的な行動にでられることが大切です。それを尊重しながらも、カウンセラーとの協同で、思考の改善を目指します。そのためにカウンセラーは、必要な質問を多用します。
この論駁のためのスタイルには、次のようなやり方があります。それらは、ソクラテス的スタイル、教訓的スタイル、ユーモラスなスタイル、自己開示的スタイル、友達論駁などです。これらは、その状況に合わせてカウンセラーが適宜使用します。
○うつ病や双極性感情障害の認知行動療法では、多くの方々に、成果の喜びの声をいただいています。
○パニック発作は、その時の苦悩に対処する当相談室プログラムで、克服できます。
○パーソナリティ障害で感情調節が難しい方には、「弁証法的行動療法」で効果を収めています。
○万引きや性依存は、心の病気に繋がっています。有効なカウンセリング方法で早めに対処しましょう。
○大阪・梅田、阪急茶屋町口から徒歩5分の便利な場所にあります。明石はJR明石駅から徒歩3分で