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15年06月04日
パニック障害の心理カウンセリング 「不安の克服の最終調整」
大阪梅田、兵庫明石にある、阪神カウンセリング・ラボは、心理学セミナー、カウンセラー養成、講演、感情障害やパーソナリティ障害や人間関係や夫婦関係などのカウンセリング、心の問題に関することは何でも対象としています。今日のテーマは、「不安の克服の最終調整」についてです。
うつ病やパニック障害の不適切なネガティブな不安という感情から、適切な懸念(心配)というネガティブな感情で「心配だが何とかやっていける」ということを、繰り返し体験することが大切です。自分の不安定な感情に基づく行動の抑制は、実際にその不安感がどの程度現実的であったかを、繰り返し体験しながら、確かめていく必要があります。それは、決して無理をせず、できることから行動に移してみましょう。
パニック障害で相談に来られる方の中には、外出の際電車に乗らなければならないケースがたくさんあります。心理カウンセリングを受けるのに、パニックを起こすかもしれない不安で外出することもできないのです。阪神カウンセリング・ラボでも、そういう相談者はたくさんいました。相談者の近くに状況を理解してくれる家族や近しい人がいて、一緒に来られる場合があります。最初は、誰かに力を借りることが、一人孤立して悩むより著しい変化が起こる前提となります。
心理カウンセリングが進展していくうちに、家の周辺までしか出られなかった人でも、だんだん一人で町や学校や仕事場にでられるようになります。それは、単に根性ややる気でできるものではありません。「先行き不安」という著しい苦痛を克服する認知の改善を訓練していますから、その感情処理の力で、外出を乗り越えていけるのです。その展開をするには多少の勇気がいります。できる範囲で少しずつ、「心配」という適切なネガティブな感情で行動していくうちに、「何とかなる」という確信が生まれ、だんだん不安感を克服できるようになっていきます。
☆カウンセリングは、臨床心理士と元大学教授の経験豊富な心理療法で対応致します。
☆カウンセリング対象は、成人、思春期の方、学生、子ども、お年寄りまで幅広い臨床を持っています。
☆カウンセリング方法は、相談者の状況に合わせ、学術的に認知された適切な手法で対応致します。
☆ご相談内容は、心の問題のあらゆることに応じています。個人面談の他、スカイプや電話相談も可。
☆出張カウンセリングもしています。引きこもり、特別な理由で相談室に来ることができないなど、ご相談下さい。
★土曜日、日曜日もご相談可能です。平日は朝10時から夜8時までのご予約を受け付けています。