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15年06月25日

不安神経症のカウンセリング(感情と思考の関係)

不安神経症のカウンセリング (感情と思考の関係)

 

   うつ病の最新の療法は、認知行動療法にマインドフルネススキルを採用したものです。阪神カウンセリング・ラボでは、最新の認知行動療法を実施してうつ病の克服に効果を出しています。今日のテーマは「不安神経症のカウンセリング (感情と思考の関係)」です。

 感情(C)というのは、思考(B)によって引き起こされるということがエリスのABC理論を理解するために重要です。

 以下は四季の会の話を基に記載されています。

   人の話が面白いかどうかは、その時に自分自身にある、思考やイメージが働くから面白いのであって、それがなければ全く面白くもなんともないのです。

   例えばこれから話すことが面白いと感じられる人、おそらく、ここには一人しかいません。それを期待することは無理かもしれませんが、話します。

「桜の葉を煎じて飲むと、心臓に効くんだって。」「へえ、そうなんだ。桜の葉はどうして心臓に効くんでしょうね」「どうきの桜」

 この小話で、笑った人と笑わなかった人がいます。話は同じなのに、面白いという感情は異なるのです。

 笑った人は、戦中に歌われた同期の桜(どうきの桜)という軍歌を知っているからです。それがわからないと、何の話かさっぱり分からないわけです。本当は分かる人は、gさんしかいないはずなのに、gさんも笑えなかったのは、ダジャレのセンスがないかそういう世界とは無縁の生き方をしてきたからでしょう。

 このように、楽しい感情を生む状況なら問題はないのですが、苦しい感情を生む場合は大変です。しかし、それでも感情はその人がどう考えるかで決定しているということです。

 

 

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