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15年07月02日
うつ病の認知行動療法 「マインドフルネススキルとは何か」
アサーション・トレーニングは、自分のことを率直に表現することを可能とし、うつ病の改善や予防にも役立ちます。阪神カウンセリング・ラボでは、理論編、実践編を実施して好評を得ています。
今日のテーマは、「マインドフルネスキルとはなにか」です。
マインドフルネススキルとは、「平安な祈り」とか「賢明な心」とか「直感」とか「悟り」とか「智慧」とか呼ばれるようなものです。弁証法的行動療法の中では、「平安な祈り」のようなものだと呼んでいます。
「平安な祈り」とは、
「変えられないものを受け止める勇気を」
「変えられるものを変える勇気を」
「それ見分ける知恵を与えてください」
というようなものだと説明しています。
これらは、人が苦痛に陥ったときには、不安や怒りや罪悪感に左右されて、如何ともしがたい状態に置かれてしまいます。そうならないために、平安な心持でいられることが状況を緩和させてくれ、対処しやすくなります。
不安定な状態に落とし込む思考を捨てることが、常に安定した状態を作ります。そうなれば苦痛に陥ることもありません。仮に苦痛に陥ったとしても、安定したスキルを身に着けていますから対処できる可能性が広がるのです。
このために認知行動療法で実施しているファイブコラム法は役立ちます。
苦痛な状況において「状況」「感情」「思考」を区分けする作業は、変えられないものと変えられるものをはっきり区分けします。
◎臨床心理士は、大学院を卒業して初めてとれる資格で、学術的な心理療法を実施します。
◎大阪の心理相談室、阪神カウンリング・ラボは、臨床心理士による、相談室です。
◎心理相談室の主宰は臨床心理士を養成する大学院で教鞭をとった元大学教授です。
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