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15年07月06日

不適切なネガティブな感情

不適切なネガティブな感情

   アサーション・トレーニングは、自分のことを率直に表現することを可能とし、うつ病の改善や予防にも役立ちます。阪神カウンセリング・ラボでは、理論編、実践編を実施して好評を得ています。
   今日のテーマは、「不適切なネガティブな感情」です。


 冗談を言い合うような、楽しい話なら問題はないのですが、苦痛を伴う感情を抱かせる事実だと大変です。
 例えば、上司に叱られた(A)とします。「こんな上司に叱られ私は情けない」(B)とします。そうすると「悲しい」(C)が生まれます。この時、「悲しい」というのは、耐えられる「適切なネガティブな感情」です。同じように耐えられない苦痛を呼び起こす悲しみを「うつ状態」と表現します。この感情は、「不適切なネガティブな感情」となります。

 論理療法では、この「適切なネガティブな感情」と「不適切なネガティブな感情」を区別する作業をします。「不適切なネガティブな感情」とは耐えられない苦痛や不安、激怒や罪悪感を引き起こします。そこには必ず不適切な思考、イラショナルビリーフが存在します。イラショナルビリーフがなければ、耐えられない状況に陥ることはないのです。うつ病や神経症のカウンセリングとして有効な論理療法は、この考え方に基づいて行われます。

 

 

 

 


☆ 阪神カウンセリング・ラボは、心の悩みを扱う専門のカウンセリング室です。元大学教授や臨床心理士による学術的な心理療法に基づいて、問題を解決していきます。うつ病や神経症、パーソナリティ障害や双極性感情障害、発達障害や学習障害、人間関係や夫婦関係の悩み、買い物やギャンブル依存、性や窃盗(クレプトマニア)などの依存症、教育や子育て、恋愛や友人関係の悩み、パニック発作や強迫観念、摂食障害、感情調節の問題など、様々な領域でカウンセリングを実施しています。「心の癒しのコンビニ」を相談室のテーマとして、働く人のために、平日は20時まで、土曜、日曜もカウンセリング予約を受け付けています。