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15年07月09日
パーソナリティ障害のカウンセリング 論理療法
阪神カウンセリング・ラボでは、心の状態を安定させるリラクゼーションとして、エンドルフィンやセロトニンなどの脳内の神経伝達ホルモンが出るように、呼吸法、意識集中法、動作法などを伝達して、うつ病やその他の心の問題の解決に役立てています。
今日のテーマは、「パーソナリティ障害のカウンセリング 論理療法」です。
論理療法は、心の問題を改善する様々な領域で採用される優れた心理療法です。この理論を「実践論理療法入門」 (ウィンディ・ドライデン/ レイモンド・デジサッピ著 岩崎学術出版社 2011年)を基に記載していきます。
ラショナリティ 対 イラショナリティ
「 REBTにおいて、ラショナルであるためには、人が(a)実用的、(b)論理的、(c)現実的に即していなければならない。したがって、ラショナリティ(rationality)とは、人々が基本的な目標や目的を達成することを手助けするものであり、論理的(非絶対論的)で、経験に基づいて現実と一致しているものであると定義する。逆に、イラショナリティ(irrationality)とは、人々が基本的な目標や目的を達成することを妨害するものであり、非論理的(とくに独断的かつ“ねばならない”化)で、経験的に現実と一致しないものであると定義できる。」
このように、論理療法は、イラショナルな思考を軸に、人が生きていくために絶対的なものは障害になるだけで、生きやすくするために、ラショナルな思考を目指します。ラショナルになれば、生きる目的や目標を達成することにつながり、うつ病で苦しんだり怒りが調整できなかったりする人の場合は、必ずイラショナルな思考に基づいていることを明らかにしています。
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◎心理カウンセリングの他、アサーション・トレーニング、心理学セミナー、バウムテスト講習会、グループワーク、臨床心理士のスーパーバイザーなどを実施しています。
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