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15年08月19日
過食と拒食
阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理士の担当する相談室です。精神的な問題の解決は、心理カウンセリングが役に立ちます。
今日のテーマは、「過食と拒食」です。
感情調節の難しい人の中には、極端に過食するか、小食にするかと言ったどちらかのやり方で、ストレス状況に対処する方法を使います。食べ物というのは、満腹中枢を刺激して、一時的に感情を落ち着かせてくれます。また満腹であるという状況は、他の刺激に対して無感覚であるという状態をもたらします。これらはある意味で快楽であるために、難しい問題を対処する内面の強化が備わっていないと、あるいは、ある程度の準備ができていても、今の状態では無理な場合に、落ち着かせてくれたり無感覚にしたりするので、食べ物で対処する方法に飛びつき、それらが習慣化されていきます。さらに危険なことは、過食する人の中には、「細い人が美しい」という情報社会の基準に縛られて、食べたままでは太ってしまうと思い、嘔吐する人がいるということです。彼らは、過食して落ち着かせたり無感覚にしたりしていながら、「細い人が美しい」という基準に従って、痩身を維持するために、食べたものを吐き出すのです。こうした頻繁な排出は、やがて摂食障害となり、身体に重大な影響をもたらします。
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