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15年08月27日

うつ病や不安障害のカウンセリング「適切なネガティブな感情」

うつ病や不安障害のカウンセリグ 「適切なネガティブな感情」

 

   うつ病や気分循環性障害の心理カウンセリングは、認知療法や対人関係療法や弁証法的行動療法などが有効です。阪神カウンセリング・ラボでは、その人の状態に合わせて心理療法を実施しています。

 今日のテーマは、うつ病や不安障害のカウンセリング 「適切なネガティブな感情」です。

 

 

 エリスの論理療法では、不安感や苦痛などの感情のもとになっているイラショナルビリーフによって、著しく耐えられない状況に陥ると考えています。通常カウンセリングでは、その進行にしたがって、快の感情が得られるように組み立てられますが、必ずしもそうならないのが現実で、ネガティブな感情でもそれはそれで良しとします。このことに関しては、次のように説明しています。以下は、「実践論理療法入門」(ウィンディ・ドライデン/レイモンド・デジサッピ著 岩崎学術出版社 1997年)に従っています。

 

 

   ABCの枠組み上、CはクライエントのAに関するビリーフがもたらす感情的および行動的結果(consequence)を示す。ネガティブな出来事であるAに関して固定的なイラショナルビリーフから生じるCは惑乱したもので、不適切でネガティブな結果とよばれる。また、ネガティブな出来事であるAに関して柔軟なラショナルビリーフから生じるCは惑乱することもなく、適切でネガティブな結果とよばれる(Crawford & Ellis.1989)。

 

 

 

 

◇自分のことを率直に表現する理論とスキルを学ぶアサーション・トレーニングを実施しています。

◇自己理解をし、人間関係を良好に維持できるグループワークを定期的に実施しています。

◇カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。

◇大阪、神戸の阪神カウンセリング・ラボで、うつ病改善や双極性感情障害改善のカウンセリングを!

◇阪神カウンセリング・ラボは、大阪・梅田、神戸・明石にある臨床心理士の心理相談室です。