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15年08月31日
うつ病や不安障害のカウンセリング 「認知行動療法」及び「論理療法」
「2つの基本的・生物学的傾向の2」
うつ病や気分循環性障害の心理カウンセリングは、認知療法や対人関係療法や弁証法的行動療法などが有効です。阪神カウンセリング・ラボでは、その人の状態に合わせて心理療法を実施しています。
今日のテーマは、「2つの基本的・生物学的傾向の2」です。
前回は、人は誰しも、「~ネバならない」思考によって、社会的願望を非合理手系にエスカレートさせ、自分と他人と閑居に対して、絶対的な要求をするものであると述べました。それに対して、それらにはまり込まず変える力もあると考えています。以下のように述べているのです。これは「実践論理療法入門」ウィンディ・ドライデン/レイモンド・デジサッピ著 岩崎学術出版社 (1997年)によります。
しかしながら、エリスが指摘するように、人間は2番目の基本的・生物学的傾向をもっている。すなわち、選択能力と、イラショナルな考え方を明らかにし、これに挑戦し、変える能力である。だから、イラショナルな考え方をする傾向は部分的には強力な生物学的構成要素を持ちえるかもしれないが、われわれはその傾向の奴隷となるものではない。われわれは、繰り返し、イラショナルビリーフを変える努力をすることにより、それを克服することができるのだ。
□講演会や心理学セミナーの講師を探していたら、ご相談ください。ご希望に応じて対応します。
□心理カウンセリングとは、認知行動療法、来談者中心療法、精神分析療法、行動療法、弁証法的行動療法、家族療法、芸術療法など多岐にわたった理論や方法に基づいて実施されます。
□ストレスは、心、身体、行動、症状で現れていますので、早めにチェックし処理しましょう。
□阪神カウンセリング・ラボでは、アサーション・トレーニング、グループワーク、バムテスト講習会、心理学セミナー、講演会、カウンセラーを目指す人のトレーニングなど広く実施しています。
□うつ病の効果的な心理療法は、マインドフルネススキルを組み合わせた認知行動療法です。