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15年09月16日
うつ病・不安障害のカウンセリング
「うつ病や不安障害に陥る人の不適切な思考」
うつ病・不安障害の改善やパニック障害の人のために心理カウンセリングを実施している、大阪梅田、兵庫明石にある、「心の癒しのコンビニ」阪神カウンセリング・ラボでは、心の問題に関わるあらゆる相談を受けつけています。心理学セミナー、講演会は、阪神カウンセリング・ラボへご相談ください。
今日のテーマは、「うつ病や不安障害に陥る人の不適切な思考」です。
うつ病や不安障害に陥る人は、 前回書いたブログのように考えることが、客観的にどのような意味があるのでしょうか。
上司に頼まれた書類の整理を忘れたことから、「だめな人間」とか「力のない人間だ」とか「仕事にむいていない人間」とかいうように、冷静に検討すればすぐ誤りだとわかるようなことも、かたくなに信じて疑わないところまで落ち込むことがあります。上司は、書類の整理を忘れたことを叱りはしましたが、○○さんを、駄目で仕事に向いていない力のない人だというような人間性や人格までを否定しているのではないことは明らかです。上司は単に、「頼んだ仕事はしっかりやりなさい」ということを叱っているだけです。うつ病や不安障害になりやすい人は、自分にとって不都合な相手の反応を、自分の人格の否定まで評価されているという極端な思考から抜け切れなくなります。その思考は、そこで起きている状況を正確に判断していませんから、状況や人間関係に不調性が生じます。それらはさらに深刻な精神的な不安定感を個人の中に生じさせるのです。その結果、うつ病や不安障害が起きてしまいます。
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