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15年09月17日
うつ病と不安障害の心理カウンセリング
うつ病と不安障害の人の思考パターン「過度の責任感」
うつ病や不安障害の有効な認知行動療法は、不安や悲しみなどの感情のもととなる思考の調整によって症状を改善する心理療法です。うつ病や不安障害の人の思考パターンは、「恣意的推論」「選択的抽出」という傾向がありますが、それらは前のブログを参照してください。
今日のテーマは「過度の責任感」です。
うつ病や双極性感情障害の心理療法を実施している、大阪・梅田、兵庫・明石の「心の癒しのコンビニ」阪神カウンセリング・ラボは、症状に合わせた心理カウンセリングプログラムを用意して、心理療法を行っています。
「過度の責任感」とは
うつ病や不安障害の人の思考傾向に、過度の責任感という傾向があります。過度の責任感というのは、何でも自分が絡んでいると考え、自分のせいだと悩む傾向を言います。例えば、集団で仕事をしていてうまくいかないと、その結果に関して自分が悪かったので、このグループの失敗は自分がダメだったから起きたのだと悩むのです。こうした傾向のある人は、自分が責任を背負わなければならないような集まりや会議には、臆して出たくないと強く感じます。そうすると、そうした会議には出ないという結果は、孤立する行動をとりやすくなってしまい、結果的に孤独な状況をつくりだします。そうすると、情報はほとんど入らない状態になり、不安感が増すことになるのです。うつ病や不安障害のカウンセリングは、こうした思考傾向に気づいて、改善していくことを目標とします。
□講演会や心理学セミナーの講師を探していたら、ご相談ください。ご希望に応じて対応します。
□心理カウンセリングとは、認知行動療法、来談者中心療法、精神分析療法、行動療法、弁証法的行動療法、家族療法、芸術療法など多岐にわたった理論や方法に基づいて実施されます。
□ストレスは、心、身体、行動、症状で現れていますので、早めにチェックし処理しましょう。
□阪神カウンセリング・ラボでは、アサーション・トレーニング、グループワーク、バムテスト講習会、心理学セミナー、講演会、カウンセラーを目指す人のトレーニングなど広く実施しています。
□うつ病の効果的な心理療法は、マインドフルネススキルを組み合わせた認知行動療法です。