うつ病と不安障害の心理カウンセリング

「二分割思考から起こる突然の豹変」

　うつ病や不安障害の不安や悲しみや怒りの背景にある思考は、二分割思考・完璧主義が伴っているところに重大な困難が生まれます。この思考は、自分自身にも相手にも向かって発信されます。相手に対しては、「自分を尊重しなければならない」といったことに関して、それぞれの思考が組み立てられていきます。相手に「自分を尊重しなければならない」という考えを持っていれば、相手が何かしらの不都合なことを起こすと、自分にとっていい人間か悪い人間かという二分割思考のために、相手は悪い人になります。この場合、それまでは長いことその人にとって「良い人」が、そのちょっとした不都合な言動で、途端に「悪い人間」なってしまうのです。しかも、この「悪い人」と付き合うことは苦痛につながるので、これまでの長いお付き合いがあっても、一気に遮断して、関係を断ち切ることまでする人がいます。これらも、自分にとって「良い人」か「悪い人」か、または「交流したほうが良い」のか「交流しない方が良い」のかという二分割思考に沿って、人間関係を壊すのです。

　こうした不合理な二分割思考は、状況に関しても行われます。

   うつ病の最新の療法は、認知行動療法にマインドフルネススキルを採用したものです。「心の癒しのコンビニ」阪神カウンセリング・ラボでは、最新の認知行動療法を実施してうつ病の克服に効果を出しています。

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