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15年09月22日
うつ病と不安障害の心理カウンセリング
二分割思考のでたらめに気付く
うつ病や不安障害の人の最も問題である二分割思考・完璧主義は、当の本人にとってはごく当たり前な思考となっています。その思考を持っているがゆえに症状を発するということが理解できずにいることが多いというのは、前回のブログで書いたように、「論理的」であるからです。しかし、その「論理的」は、でたらめな思考と言えます。二分割思考の状況は実際には起こらないものであり、起こらないことを信条としているのですから、辛くなるのは当たり前です。でたらめな思考ということを例えてみると、以下のようなことです。
二分割思考の前提にある不合理な信念が「でたらめ」というのは、例えば、「地球は平らでなければならない」というような思考に匹敵します。そうすると、「地球は丸い」というような意見を出されると、「そんなことを言う人はひどい」という推論による状況が発生します。「そんなひどいことを言う状況に私は耐えられない」という思考に発展し、最後には、「そのような状況に耐えられない私は何てだめな人間」という結論に達するのです。この一連の思考展開は、論理的であるがゆえに、まずは「二分割思考・完璧主義の思考がでたらめな思考ということに気づく必要があります。
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