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15年10月01日

焦りはうつ病や不安障害の克服を妨害する

 「焦りは、うつ病や不安障害の克服を妨害する」

 

   うつ病や不安障害の心理カウンセリングは、認知行動療法や論理療法が有効で、多くの心理療法として適用されています。うつ病も不安障害も、辛い気持ちに変わりはなく、この不安や苦痛に至ると、そこから抜け出すことは大変です。

   うつ病や不安障害に実施する心理療法を阻害するものに、クライエントの焦りがあります。早く良くなりたい、いつこの苦しみから抜け出せるのだろうと期待します。うつ病や不安障害時の苦痛は他者からは理解できないほど辛いものですから、そこから一刻も早くぬけだしたいと思うのは当然です。この焦りは、うつ病や不安障害の人の思考の問題が絡んでいます。うつ病や不安障害の人の症状を起こす背景となる二分割思考や完璧主義志向が原因となっていることがあるからです。辛い状況から抜け出すことは、ある意味で完璧な安心感であることにつながっている場合があります。心理カウンセリングで良くなるとは、天候で言えば日本晴れのような爽快な気分になれると想像していることです。健康な人にもそんな状態はほとんどないのに、うつ病や不安障害の苦しさからどうしてもそう言った完璧な安定をイメージしてしまいます。そうすると、心理カウンセリングの成果があって、かなり良くなっているにもかかわらず、不安感は残っていますから、ちょっとでも不安定な状態は、苦痛の伴う「不安」なのです。

 

 

 「心の癒しのコンビニ」大阪・梅田、神戸・明石の阪神カウンセリング・ラボは、臨床心理士を養成した元大学教授の主宰する臨床心理士の担当する相談室です。精神的な問題の解決は、心理カウンセリングが役に立ちます。大阪、神戸の阪神カウンセリング・ラボで、うつ病改善や双極性感情障害改善のカウンセリングを!大阪・梅田、兵庫・明石の相談室には、近畿各地から相談者が来られており、心理カウンセリングの他、アサーション・トレーニング、心理学セミナー、バウムテスト講習会、グループワーク、臨床心理士のスーパーバイザーなどを実施しています。認知行動療法、精神分析療法、来談者中心療法、行動療法、弁証法的行動療法、家族療法、リラクゼーション法など、適切なカウンセリングで対応します。