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15年10月08日
うつの精神状態を知ろう!
うつ病やうつ状態、あるいはうつ病に伴う神経症状がでてくると、著しい苦痛な状況におかれます。抑うつ状態になったりうつ病であったりする場合は、悲しみと絶望感です。その二つの感情は一番特徴的な辛いものといえます。この悲しみと絶望に関連して、憂うつ、空虚感、失望、陰気などがあります。
また、うつ病や不安障害の人の精神症状には、自己評価が低いという状態があります。もともと自尊心が低いので、何かがあるたびに、自分には価値がない、自分は無能だ、こんな自分はなにをしても駄目だというような自己評価をさらけ出します。そして、うつ病や不安障害の背景にある、思考の歪み、完璧主義や二分割思考を基に、他者や過去や未来などを基準とした「~ねばならぬ」思考によってさらに自分を痛めつけます。
うつ状態になると、無気力・意欲低下が起こります。何かしたいという気力がなくなり、家に引きこもります。何かしようという行動力も意欲もなくなってしまいます。時には、日常生活であたりまえにしている洗面や入浴や身だしなみを整えることなどもできなくなってしまいます。人と関わらない孤独な生活は、それ自体うつ状態を悪化させます。そうすると、ますます気力がわかず、うつ状態の悪循環を繰り返すようになるのです。楽しみや娯楽の無い生活はそれだけでうつ病のきっかけになることが研究者(レウィンとグラフ 1973年)によって報告されています。
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