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15年11月09日
うつ病を治す方法:認知行動療法
ストレスに打ち勝つ「活動スケジュール表の作成」
うつ病や不安障害やその他の神経症の症状で悩んでいる方には、認知行動療法が有効ですが、カウンセリングの方法には認知的技法と行動的技法があります。行動的技法の内容に関しては前回のブログで記載しましたが、今日は、その中でも、「活動スケジュール法」に関してお伝えしたいと思います。
人がうつ状態や不安に置かれるときには、たいてい毎日の行動が乱れていることがあります。毎日の活動と心の状態は密接な関係を持っており、感情と思考の調節のためには、日々の行動が安定していることが大切です。人間が不調を起こす原因の一つに、概日リズム(人間の外側にあるリズム)とその人本人の中にあるリズム、即ち体内時計が狂ってくることがあります。この体内時計の安定したリズムを作ることが目的となります。うつ病で家に閉じこもっていたり、いつまでも寝ていたりするような状況では、うつ病や不安障害やその他の神経症状を克服することは非常に難しくなってきます。「活動スケジュール表」には、睡眠、食事、運動、何かしらの積極的な行動などを記載して、日々の生活の安定を図ることを目的とします。それらの調整は案外一人では難しいもので、カウンセリングを通して、どのように計画を組むか、それを実際どのように作成して、実行に移せるようになるかを話し合い、指導しながら調子を整えるようにしていきます。
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