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15年11月19日
うつ病や不安障害、パニック障害や心身症、ストレスや痛みの緩和
「マインドフルネススキル」
マインドフルネススキルトレーニングは、最近では様々な心理カウンセリングに採用されています。認知行動療法や弁証法的行動療法は、このマインドフルネススキルを積極的に取り入れています。マインドフルネスとは、その瞬間を誤らず懸命に生きる一時を大切にできる心構えができるという点で、賢明で肯定的で円満な人間形成にも役立ちます。弁証法的行動療法では、苦悩耐性スキルと感情調節スキルと人間関係調節スキルと合わせて最も重要なスキルとして、マインドフルネススキルを位置づけています。
弁証法というのはもともと哲学用語で、そこにある矛盾を克服していく中で、新たな存在を作りだしていくという意味で、弁証法的行動療法とは、最初に、矛盾ある自己を受け入れる作業をします。その上で、新たなスキルを取得させていき、今以上のレベルの自己をつくりだしていくのです。その最初のスキルがリネハンが創設した「徹底的受容」と呼ばれるものです。この徹底的受容は、ほぼマインドフルネススキルと同じと考えてよいでしょう。禅の思想や禅の影響を受けた森田療法の「あるがままを受け止める」に通じるものです。うつ病や不安障害、心身症だけでなく、境界性パーソナリティ障害などで感情調節が困難な方には大変有効な心理療法です。
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