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15年12月12日
うつ病のカウンセリング
「認知行動療法の技法」
当相談室は、うつ病や不安障害の専門カウンセリングを実施しています。個人面談の他に、心理学セミナー、講演、アサーショントレーニング、人間関係調節のグループワークなども実施しています。カウンセリングを明石、姫路、加古川で受けるなら、「心の癒しのコンビニ」阪神カウンセリング・ラボにお申し込みください! 大うつ病、気分変調性障害、双極性感情障害など感情障害に関して、まずはお電話でお問い合わせください。最初の電話相談は無料です。
うつ病の認知行動療法は、思考を適切にしていくために、5コラム法を使用します。この主技法をこなす量的な経験は、大変後々有効になってきます。カウンセリングの最終的なレベル達成度を見ると、このファイブコラムの使用頻度によって、かなりの違いがみられるように思います。もちろん、忙しくてできない人もいますが、だんだんこなしていくうちに、紙に書かなくてもその場で思考していくことができるようになってきます。
ファイブコラムで最初に書くことは、状況です。二つ目は、その時の感情を書きます。三つ目は、自動思考、四つ目に、その他の情報処理の仕方を書きます。五つ目に感情と、自動思考の強さの評価を書きます。どのように書くかは、カウンセリングの中で、何度も確かめながら進めていくので、最初は慣れなくてどうすればよいのかわからない人がいますが、スポーツのトレーニングと同じで、だんだん慣れてきます。そのうち、モニター化しなくても、頭の中で、適応的で柔軟な思考がスーッとうかんでくるものです。そうなったら、しめたもの。ある意味で、認知行動療法がほぼ終了したと同じくらいのレベルにあるといえるでしょう。
認知行動療法の良さは、ファイブコラム法のように、必ず目に見える形で記録を残しておくということです。この記録が、状態の把握と、その積み重ねによって、自動思考の背景にあるスキーマが見えてきます。同時に、カウンセリングが終了した後も、予防のために使用できます。
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