大阪・梅田のカウンセリング

「心の問題のレベルの確認をする」
 

　カウンセリングを受けるかどうかで悩んでおられるとき、自分の抱えている問題がどのようなレベルなのかということが心配ではないでしょうか。軽症なのか重症なのか、どうしたら良いのか、心の問題に関しては様々な心配や疑問が起こっていることと思います。そういう方のために、自分がどのレベルに該当するかは別として、まずそのレベルの概要を知っておくとよいでしょう。

　一つ目は、神経症レベルです。
　二つ目は、ボーダーのレベルです。
　三つ目は、精神病レベルです。

　神経症というのは、うつ病、不安症、社会不安障害、睡眠障害、強迫性障害、解離性健忘、ＰＴＳＤ、過敏性腸症候群や胃潰瘍などの身体に問題を起こす心身症、うつ病の並立した症状になりやすいパニック障害や摂食障害、恐怖症などで知られている心の問題です。身体醜形障害や妄想障害など、基本的には神経症のレベルですが、場合によっては、統合失調症やボーダーへの領域に絡んでくる場合があります。

　ボーダーと言われる範疇は、パーソナリティ障害ですが、これには、境界性パーソナリティ障害（境界型人格障害）、回避性人格障害、自己愛型人格障害などで知られている心の問題です。これらのうち微妙に精神病圏に絡んでいる状態をボーダーとも言います。

　精神病というレベルの範疇に入るのは、統合失調症、そううつ病などで知られている精神疾患です。

　このレベルによってカウンセリングの方法や重要性が異なってきます。

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