大阪、兵庫のうつ病治療

　「うつ病治療のカウンセリング」

　うつ病を克服していくためには、心理療法が有効です。心が晴れない、憂うつ、疲れる、意欲がわかない、集中力がない、忘れやすいなど、精神的な問題を感じたらうつ状態に陥っている可能性があります。こうした心理的な問題が発生する背景には、状況を捉える考え方に問題があるのです。考え方の問題がなければ抑うつ状態に陥ることは少ないと考えてよいでしょう。これまでブログで、「独善的推論」「選択的抽出」という思考パターンを解説してきましたが、今回は「過度の一般化」です。

　　「過度の一般化」とは、たった一度の出来事で、それがいつもそうであるかのように考える傾向を指します。例えば、一度失敗してそれを指摘されたとします。そうすると、自分はいつも失敗をする駄目な人間だというように一般化してしまうのです。たった一度の失敗であってでもです。

　うつ病を克服する心理療法は、こうした不適切な思考をその人なりに明らかにしながら、その改善を目指す作業となります。こうした思考傾向は、長年つくられてきたものなので、人によっては時間がかかるトレーニングとなりますが、軽度の場合は、一度程度のカウンセリングで「わかる」という状態になることもあります。

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