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今日のテーマは、「パニック障害の治療―薬物療法の副作用」

   パニック障害の薬物療法には、常に副作用の問題が伴います。パニック障害だけでなく、薬物はその症状だけでなく、身体や神経伝達物質に影響をもたらすものですから、その不調による副作用はつきものです。副作用に関しては、医師から薬物の処方を受けるときに、しっかり聞いておくとよいでしょう。説明書にない副作用と思われる状態が起きることがありますが、これも医師と相談されることをお勧めします。薬物の副作用には、以下のようなものがあります。
　起立性低血圧症、沈静、行動抑制、抑うつ、錯乱、記憶障害、口渇、便秘、貧脈、不整脈、体重増加、性機能障害、疲労感、知覚異常などです。薬物に応じて副作用の心配はしておくべきでしょう。
　副作用が強いと、薬物治療が中途で終わってしまうことも起こりやすくなります。
　パニックディスオーダー（パニック障害）は、周囲からはなかなか理解してもらえず、「気の持ち方だ」などと、とんでもない無理解な見方や扱われ方をすることがあります。しかし、時間をかけて症状を改善していかなくてはならないだけに、症状が改善しない場合、焦りが生じて、解決の道が遠のいてしまうことが結構あるのです。焦りはどの治療法を取るにしても禁物です。

http://www.wakaru-ha-kawaru.com/　「パニック障害」に関しては、1月19日このサイトにも記載されています。
 

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