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16年03月25日
夫婦関係のカウンセリング
「男と女の違いで起こる喧嘩」
枚方市、交野市の心理療法
女は、情緒的に反応しやすいように脳の構造が男と異なっており、それによっておしゃべりであることは、脳神経生理学から当然の結果です。それに対して、男は、狩猟に出かけ家族や集団を守るために常に周囲や外敵に気を配ったり、獲物を得たりするために、冷静な客観性を必要とされてきました。そのためには冷静な分析力とか客観性を脳の中に作りだしておかないと、種族の維持という必然を保てなくなってしまうのです。ですから、いちいちその時の感情や状態に反応しているわけにいかないのです。古代からのそうした働きは、遺伝子に影響されて、他の動物と同じように、ヒトという種族として似たような構造を持ちながら、身体も脳の中も異なる構造が生まれてきました。ちなみに、赤ちゃんを抱きながら授乳を繰り返す必然と、外に出て獲物を取り外敵から守るために行動し続けてきた必然のために、男女の腕の長さの比率も異なっています。
こうして男は女のおしゃべりに付き合って生きていくことや、女が、あれこれ愚痴を言ったり苦痛を述べたりすると、種族を守ることにつながらないために、延々と続くおしゃべりに耐えられなくなってイライラするのです。たまに冷静に聞き役に回って、話そうとするのですが、共感という体制が弱い男は、女が聞いてもいない対策を助言します。そうすると共感を求めているだけの女は、私の話を全く聞いてくれないと言わんばかりに、怒ります。その時男は、女のことをこうも大切に思っているのに、こうしてしっかり女の言うことを聞いて助言までしているのに、何も聞いてくれないと言って怒る女の反応にさっぱりわからないまま、双方の擦れ違いで喧嘩が始まります。
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