うつ病の人の「魔法の考え」

阪南市、富田林市の心理カウンセリング　

　将来の苦痛や問題を心配して考えて過ごすのは、「魔法の考え」といいます。実は、先行きのことを考えて過ごすというのは、幼い頃から繰り返し行っている行動パターンなのです。あれこれと可能な限りとことん考えます。他人から「そこまで考えなくてもよいのに」などと指摘された経験はありませんか？そういう人はこうした先行きの問題を考えて過ごすということをやっている可能性があります。そうすると、問題が解決したかのような気分になって、その事態をむかえます。起こりもしないようなことまで考えつくしますから、そんなことが起こるはずもなく、いろいろ大変なことはあったとしても、とんでもない苦痛な状態は起こりません。そして、「ここまで考え準備したから，困難な状況に落ちこまないで済んだ。よかった。」と安心します。それはある意味で成功体験なので、その繰り返しは、成功した学習体験として脳の中に組み込まれます。また、忙しくて考えるゆとりがないような時があります。そんな時にかぎって、必ず少しの失敗があります。そうすると、前日考える準備をしなかったからこんなことが起きたのだと悔やみ、また考えることを強化していきます。この思考で対処するパターンが不合理な信念と絡まって苦痛を引き起こすのです。

◇自分のことを率直に表現する理論とスキルを学ぶアサーション・トレーニングを実施しています。

◇自己理解をし、人間関係を良好に維持できるグループワークを定期的に実施しています。

◇カウンセリングに来られる前、どんなことをするのかとドキドキしてこられることが多い様子ですが、皆さん「来てよかった」と言ってくださることがほとんどです。いつまでも悩み不安でいるよりも、一度お越しください。

◇大阪、神戸の阪神カウンセリング・ラボで、うつ病改善や双極性感情障害改善のカウンセリングを！

◇阪神カウンセリング・ラボは、大阪・梅田、神戸・明石にある臨床心理士の心理相談室です。