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16年07月08日
弁証法的行動療法と感情調節
大阪 西九条の心理相談室
感情調節の難しい人、怒りを感じてイラつきやすい人、いわゆるタイプAと言われる人等が、感情をコントロールして安定した精神状態にするには、感情調節の認知行動療法があります。これ以外に、最新の心理療法として脚光を浴び始めた、弁証法的行動療法も有効です。これは特に境界性パーソナリティ障害の人のために開発された手法ですが、上述の人においても状態改善に大変役立つものです。
感情調節の難しい人は日常生活には問題ないとして暮らしている方が多く、限られた人間関係だけが問題なので、相談に来られることは少ないです。しかし、そういう方が現実的な問題を発生させて相談に来られる場合があります。その場合、その人が現実的な問題についてカウンセリングを実施していく過程で、感情調節の問題が改善していきます。
状態改善が難しいといわれるパーソナリティ障害(境界性人格障害)も、心理相談を受けてみるということから始める勇気を持ってください。状態改善のプログラムを用意して、お手伝いいたします。
また、周囲にパーソナリティ障害(人格障害)の方がおられて悩まれている方も、一度ご相談に来られてみてはいかがですか?
マインドフルネストレーニング第2セッションは、平成28年8月20日(土)10:30からです。