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16年07月10日
視線恐怖症のマインドフルネススキル・トレーニング
神戸・御影のカウンセリング
NHKで放映された「キラーストレス」という番組の中で「マインドフルネススキルトレーニング」が紹介されましたが、心療内科でもマインドフルネススキルトレーニングの問い合わせが多くなったようです。
マインドフルネスは、心の安定に最近注目されている大変優れた心理療法です。もともと禅の瞑想法を参考にして、ジョン・カバット・ジンが、疼痛患者の痛みを和らげるトレーニングとして始められ、大変効果があったことから注目されたものです。禅の僧侶が宗教的なアプローチで行う悟りを開く方法とは異なって、あくまでも心理療法という科学的なアプローチで開発されたものです。
この方法は、感情調節の難しい人や境界性パーソナリティ障害の人のために開発された、弁証法的行動療法の中にも採用され、マインドフルネススキルが、苦悩耐性スキル、感情調節スキル、人間関係調節スキルの中で、中核的なスキルとして位置づけられています。最新の認知行動療法は、このマインドフルネススキルトレーニングを組み合わせて、第三世代の認知行動療法として発展しています。
大阪・梅田、兵庫・明石に相談室を持つ阪神カウンセリング・ラボでは、このマインドフルネススキルトレーニングを実施しています。
視線恐怖の方にも役立つトレーニングとして、内容が構成されています。