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16年07月14日
疲労とうつ病
「大阪市、十三 三国の不安障害改善」
うつ病や不安障害になる人は、困ったことが起こると、不適切な思考の悪循環をします。この不適切な思考のダメージは、極めて強い精神的疲労を起こします。不適切な思考とは、変えようもないことを変えようとすることをいいます。うつ病や不安障害のカウンセリングには認知行動療法が有効と言われるのは、この不適切な思考を修正するからです。認知行動療法は、非現実的・非合理的思考を改善していくことを中心として進められる技法ですが、この際に疲労感は、この思考の修正に邪魔なものとなります。
疲労には、大きく三つあります。一つ目は身体的疲労です。二つ目は、精神的疲労です。三つ目は、自然のリズムの不調による疲労です。仕事の負担が大きくて長時間働かなくてはならないような場合は身体的に疲労がたまります。不適切な思考を繰り返せば、精神的に参ってしまいます。これが最も大きな疲労となります。自然のリズムの不調は、体内時計の狂いによって起こります。
不適切な思考は、疲労が重なってくれば来るほど、健康に考えることが難しくなってきます。認知行動療法では、健康な思考を作りだしていくために、疲労をためないことが大切といえるでしょう。