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16年07月26日
北千里 山田のうつ病改善カウンセリング
「最新の認知行動療法」
阪神カウンセリング・ラボでは、最新の認知行動療法を実施しています。
うつ病の認知行動療法は、1960年代に始まったベックの認知療法が、様々な心の症状や病気に有効だと分かり、認知行動療法として採用されるようになりました。ベックの認知行動療法では、ある状況に対してすっと浮かんでくる思考、これを自動思考といいますが、この思考の背景には、その人なりの体験から生まれる軸になる考え方の基礎があり、そこから自動思考が生まれると考えました。その自動思考が、非合理的、非現実的なために、状況処理の不具合が生じ心の病気になるのだと考えたのです。
その考えの軸になる基礎を、ベックはスキーマと称しましたが、エリスは、このスキーマこそ、症状の背景にあると注目して、イラショナルビリーフ(不合理な信念)と特定して、これを改善していくことで精神症状の治療を専念すべきだと主張しました。これを論理療法といいます。
認知行動療法も時代変遷を経て発展しています。最新の認知行動療法は、不安や苦痛や悲しみや怒りに陥った時にどうしたら良いか、そういう状況に陥らないようにするにはどうしたら良いか、その効果的な心理療法として注目を浴びているマインドフルネススキル・トレーニングを組み入れて、認知行動療法を実施しています。
アサーショントレーニング理論編 第1回 参加者募集中
平成28年11月13日(日)大阪・梅田相談室で実施します。